ポートフォリオは、クライアントへのラブレターだと言った人がいます。ただし、読み手とのコミュニケーション手段なので、一方的では困るもの。
相手へいったい何を伝えたいのか。一見簡単そうですが、いざポートフォリオを作る段になると、非常に難しいと感じる人は多いのではないでしょうか。
作品を全て掲載すればよいのか、順番はどうか。コメントは必要か。果たして成果物を並べるだけでよいのか。
ポートフォリオ・コンペティション受賞クリエイターに、ポートフォリオを制作する際の編集のポイントや見せ方の工夫、ポートフォリオに対する考えをお話して頂きます。
時々、ハッとするほど鮮やかなプレゼンテ−ションに出会うことがあります。
それは一枚の名刺だって、お店のトータルデザインだって同じです。
優れたアートディレクターは、対象にある根っこのところまでを見据えてデザインを考えている。
相手が気付かなかった問題を掘り起こし、ハッキリと提示する。「ほんとうはこうなのではないでしょうか?」
こんなプレゼンテーションに至る背後には、クライアントとアートディレクターとの質の高いコミュニケーションがあります。
今、「この人に頼みたい!」と思われているアートディレクターは、いったい今までどんな相談を受け、プレゼンをしてきたのかを、知りたくありませんか。
この「スーパープレゼンテ−ション」では、ドラフトのアートディレクター・柿木原
政広氏を招き、
美術出版社の押金純士氏との「プレゼンテーション」をテーマとした対談を開催します。
柿木原
政広 (かきのきはら まさひろ)
アートディレクター / グラフィックデザイナー
1970年広島県生まれ。
1993年拓殖大学工学部
工業デザイン学科卒業
広告制作会社ザ・マンを経て1996年ドラフトに入社
2003年度日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)新人賞受賞
押金
純士 (おしがね
じゅんし)
『BT / 美術手帖』 編集長
1969年長野県生まれ。
東京造形大学造形学部デザイン学科卒業(編集コース専攻)。
1993年株式会社美術出版社に入社。月刊『BT
/ 美術手帖』編集部、隔月刊『デザインの現場』編集長を経て、
2004年6月より現職。書籍では『デザインの解剖』シリーズ(佐藤卓著)など。
「ものをつくるのではなく、できごとをつくる」。
デザインでもアートでも、何かものをつくったら、その先にある人の行動や感動という出来事をつくっていることになります。だから、ただものをつくればいいのではない。
日本では、「街おこし」というと、取りあえず大袈裟な箱をつくってはみるけれど、すぐに持て余してしまって、結局役に立たないという悲劇的な公共事業が目立ちます。
実は、日常の視点を変えるきっかけをつくるだけで、特別な経験が生まれ、街が活気づくようなこと。
ASOBOTのクリエイティブディレクター・近藤ナオ氏は、雑誌という媒体や、ワークショップなどを通じて、できごとのスイッチをつくっている人です。
渋谷という地域社会の中で何ができるのか、近藤氏の様々な活動を伺いながら模索したいと思います。
近藤ナオ(こんどう
なお)
ASOBOTクリエイティブディレクター
2001年にクリエイティブの企画会社「有限会社ASOBOT」を設立し、Levi'sの店舗プロデュースを始め、
東欧雑貨、欧州アンティークの家具の買い付けやタブロイド誌「GENERATION
TIMES」、フリーペーパー「metropolitana」の編集にも関わり、
建築、雑誌、ファッション、広告などの幅広い分野でクリエイティブディレクターとして活躍中。
GENERATION TIMES編集ディレクター
FOUND ディレクター
Heaka AVEDA ディレクター
ASOBOT <
http://www.asobot.co.jp>
GENERATION TIMES <
http://www.generationtimes.jp>
FOUND <
http://www.foundltd.com>
Heaka AVEDA <
http://www.aveda-heaka.com>
「アートマネージメントとは何だろうか」。 MOVEは、この問いとともに5年間活動してきました。
「アートマネージメントとは、アートと社会を結ぶこと。クリエイティブをつくる現場をつくること。」
私達なりに考えて出した答えです。
アートと社会を結ぶということを仕事として成立させることは非常に難しい。
また、その活動を継続するにも体力が必要です。熱く高い志を持っていても、アートの非営利団体などが数年で活動を休止してしまうことは、よく起こります。
瞬間風速的に生まれ、次第に風化していってしまうのです。
今回は、アートという非営利活動と、デザインという営利活動を自由に行き来している方に話をお聞きして、持続可能なアートマネージメントを考える場にしたいと思います。
アートディレクターという顔を持ちながらも、展覧会の企画や書籍の出版といった非営利のアートマネージメント活動を続けられている菊地敦己氏と、
国や地方自治体の文化政策、美術館、文化ホールの整備計画等に関するコンサルティングをされている研究者の久木元拓氏のお話を対談形式で伺います。
お二人の対談を通して、持続可能なアートマネージメントとは何かを考える場にしたいと思います。
菊地
敦己(きくち
あつき)
アートディレクター / アートプロデューサー
1974年 東京生まれ
1995年 ネオ・スタンダード・グラフィックス設立
1997年 武蔵野美術大学彫刻科中退
1997〜1998年 「スタジオ食堂」プロデューサー
2000年 有限会社ブルーマーク設立(現在、株式会社ブルーマーク取締役)
2000年 特定非営利活動法人アート・ミーティング・ポイント設立(現在、代表理事)
2001〜2003年 アートマネージメント講座「PAC」主催
2006年7月開館の「青森県立美術館」のVIを担当
アートディレクターとして、ロゴマーク、ポスター、書籍、パッケージ等のデザインを手がける。
特に長期的・総合的にビジュアルを企画制作するブランディングを数多く担当する。
2006日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)新人賞受賞。
また、展覧会企画や書籍・CD等の出版などノンプロフィット(非営利)の活動をおこない、
美術の環境づくりを実践的に模索しているアートプロデューサーでもある。
久木元
拓 (くきもと たく)
都市文化政策研究者
1969年生まれ
1992年 早稲田大学人間科学部人間健康科学科卒業
1992年 株式会社三菱総合研究所 入社
2005年 東京芸術大学大学院美術研究科修了
現在、三菱総合研究所 次世代社会基盤研究部 研究員
経済産業省、文化庁、国土交通省、総務省等の国における文化産業振興政策、コンテンツ流通促進のため制度設計をはじめ、
東京都、横浜市等の地方自治体の文化政策、美術館、文化ホールの整備計画、事業運営計画等に関するコンサルティング、文化イベント事業実施等に携わる。
■スペシャルトークイベントについて
参加費無料 各回定員40名 要予約
申込み方法
platform@move-move.com宛に事前に申し込みをしてください。
●メールタイトルは、「スペシャルトークイベント参加申込み」としてください。
●下記のテキストをコピーして、必要事項をご記入の上、メールを送信してください。
●申し込みのメールの情報に不備がある場合、受付けとならない場合がありますので、
ご注意ください。
氏名
電話番号(できるだけ日中つながる番号)
メールアドレス
参加するトークイベントの名前
※下記から選び、参加するイベント名のみをお送りください。
【1】2006年6月3日(土)13:30〜14:30
ポートフォリオのつくり方「伝えたいことは、なんですか?」
【2】2006年6月3日(土)15:00〜16:00
スーパープレゼンテーション「コミュニケーションの果てに」
【3】2006年6月4日(日)13:30〜14:30
地域社会とアートマネージメント「できごとのスイッチをつくる」
【4】2006年6月4日(日)15:00〜16:30
アートマネージメントとは何か「アートとデザインのはざまで」
トークイベントは、お一人の方が【1】〜【4】までの全回申込むことも可能です。
定員は40名です。(先着順)
予約を頂いた方を優先しますのでご了承ください。
当日参加することも可能ですが、立ち見でよく見えない場所からご参加頂く可能性があります。
また、当日お越し頂いた際、スペースがいっぱいで入り切れない場合は、
入場をお断りする場合がございます。その際は御容赦ください。
主催:MOVE Art Management
※トークイベントに関するお問い合わせはこちらまで
〒150-00013 東京都渋谷区恵比寿1-8-14大黒ビル718
tel:03-5789-8218
http://www.move-move.com
会場:企画協力:ギャラリー・ルデコ
11:00〜19:00(最終日は17:00
まで)月曜休 入場無料
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3
ルデコビル1F
TEL:03‐5485‐5188
http://www.ledeco.net